サンスクリーン剤を使う前に

紫外線にはA波、B波など、いくつかの種類があり、それぞれ量や肌への影響度が異なります。

紫外線による光老化を防ぐためにはサンスクリーン剤(日焼け止め)が有効ですが、使用する時は、紫外線をどれだけ浴びるかを考えて、それに合うものを選ぶようにしましょう。

サンスクリーン剤にはSPFとPAという表示があり、次のような意味があります。

◎SPF(Sun Protection Factor)
B波(UV-B)の防止効果を示す数値です。肌になにも塗らない状態と比較してUV-Bによる日焼けを何分間防げるか、という目安です。

SPF1で約20分間とされており、SPF18であればその18倍の360分、肌をガードすることを示します。

ただし、汗などで流れ落ちてしまうこともあるので、数値はあくまで目安にすぎません。

◎PA(Protection grade of UVA)
A波(UV-A)の防止効果を示す数値です。なにも塗らない状態と比較して2~4時間後の肌の反応を測定したもので、防止効果が高い順にPA++(非常に高い)PA++(かなり高い)PA+(ふつう)と3段階で表示されます。

サンスクリーン剤に含まれる成分には紫外線吸収剤と紫外線散乱剤があります。

紫外線吸収剤は紫外線を肌表面で吸収して熱エネルギーに換え、体内への浸透を防ぎます。この成分によってアレルギー反応が起こり、肌荒れの原因になることがあります。

紫外線散乱剤は肌の表面に薄い膜を作り、鏡のように紫外線を散乱・反射させるものです。紫外線吸収剤より刺激は穏やかですが、体調によっいぇは肌が乾燥することがあります。

このようにサンスクリーン剤は肌への刺激がまったくないわけではありません。ですから、SPF・PA値が高いものを日常的に使うのは好ましくありません。

Pocket